
東洋医学の鍼灸とはりもぐ堂について
鍼灸治療とは
鍼灸治療は、東洋医学の一つとして古くから行われている伝統医療で、身体にある経穴(ツボ)
に鍼(はり)や灸(きゅう)を行うことで症状の軽減や健康の維持・促進を図っていきます。
鍼灸治療には、こんな作用があります。
・痛みを和らげる作用
・血流を良くする作用
・筋肉を緩める作用
・自律神経を整える作用
そのため、肩こり・腰痛・膝痛などに加え、冷え症、月経困難症、更年期障害など女性が抱える症状にも効果があると言われています。

東洋医学について
東洋医学は2千年前の中国古代医学に源を発し、日本をはじめ東アジア諸国に広がり、各国それぞれ独自の発展を遂げてきました。その治療法には、鍼灸、湯液(漢方)、気功などがあります。東洋医学の基本的な考え方は、人体をひとつの統一性を持った有機体としてとらえ、調和や平衡を重視します。西洋医学と違い相対的な認識に基づく医学であり、治療としては自然治癒力を高めることに主眼を置き、個人差を重視します。
鍼灸は、6世紀頃仏教とともに日本に伝来しました。室町時代には鍼灸を専門とする「鍼医」が生まれ広く普及し、江戸時代の末までは、漢方薬と並び、日本の医療の中心を担っていました。江戸時代には杉山和一による「管鍼法(※)」という日本独自の鍼法が開発されます。現在、日本で最も一般的に行われている刺鍼法です。
明治以降、西洋医学が医療の中心となりましたが、近年ではスポーツ現場や医療現場でもその効果が見直され、2006年にはWHO(世界保健機関)で361穴の位置が統一されました。
(※)鍼より少し短い管を使い、管から出ている鍼頭を叩打することで切皮を無痛に行うことを可能にした刺鍼法

はりもぐ堂鍼灸院は‥‥
女性専科
当院は女性専科です。女性が安心して鍼灸治療を受けていただける環境づくりに努めるとともにリラックスタイムをご提供いたします。
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問診を大切にします。
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施術内容によりますが60分から90分かけて施術致します。
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完全予約制のため、お待たせすることなく、他の患者様と顔を合わせることもありません。
優しい施術
鍼灸施術のやり方はいろいろありますが、当院では、痛みや刺激の少ない優しい施術を基本としています。鍼は1番鍼(直径0.16㎜)という細い鍼を中心にパルスによる電気刺激は行わず、お灸もやけどには細心の注意をはらい施術します。
腰に痛みのある方の場合、腰への施術だけでなく、問診に基づく全身施術にて腰の痛みと身体のバランスを整えていきます。通常、仰向けとうつ伏せでの鍼とお灸を行います。
美容鍼では顔のむくみや血流改善だけでなく、目の疲れなどの改善も行います。鍼に加え、煙の出ないお灸(セラミック温灸器)を使用します。