お雛さまの足三里に鍼灸?
- Ninomiya Harumasa
- 2024年2月27日
- 読了時間: 1分
更新日:2024年4月9日
もうすぐ雛祭りですね。皆さんのお宅でもお雛さまを飾られていますか?
私の家では、祖父が姉には座り雛、私には立ち雛を買ってくれました。
幼い頃は、姉の座り雛の隣で私のお雛さまはずっと立っていて足が疲れるのではないかと心配していました。それから、既に半世紀以上、元気に立ち続けています。
最近では年に一度ですが、お内裏さまと仲良く立っているお雛さまの姿を見ると、ほっこりした気持ちになります。
今日は、ずっと立っているお雛さまにも効くのではないかと思う足のツボ「足三里」をご紹介したいと思います。
【足三里】(あしさんり) 所属:足の陽明胃経 合土穴
・由来:「里」は距離や集落を表し、このツボが膝下三寸に位置する事から名前の由来になったそうです。
・位置:下腿外側の膝蓋下より指4横指下の圧痛点に取る
・効能:各種胃腸症状・便秘・下痢・胸やけ・食欲不振・高血圧・胸痛・眩暈・
気管支炎・膀胱炎・夜尿症・生理不順・更年期障害・頭痛・耳鳴り・不眠など
・備考:江戸時代、歩いて旅をする人達には馴染みのツボだったようです。
松尾芭蕉も「奥の細道」の冒頭部分で、白河の関への旅たちに備えて「三里に灸 する…」と記載しています。また、長生きのツボとしても有名です。





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